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(うそつきアリス)
Posted by - 2024.05.04,Sat
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Posted by 後ろの人 - 2008.08.14,Thu
 

※設定と実物は大層異なります。
 寧ろゲーム内では殆ど設定は反映されません悲しいね!
‐‐‐‐

チエシャ・マッドハッタア
(Cheshire Madhatter)

ルクレツィア・ベルフェゴール
(Lucrezia  Belphegor)

愛染 葉愛斗


(猫は不思議の国で彼女から逃げ切った兎を赦さない
 兎は鏡の国で彼女を追い詰めた猫を赦せない
 少女は国の住人を唯々愛するだけ

 けれども住人は彼女以外のひとは識らない)


‐‐‐‐


 
チエシャ・マッドハッタァ
 Cheshire Madhatter
icv:小野大輔
ibgm:
Ark(Sound Horizon)
意味なしアリス(谷山浩子)
戦闘bgm:
カンタレラ(KAITO/MIKU)
Fairy tale:
(―屋敷の主人と使用人の娘の密会の果てに産まれた彼の御話。)
幼少時は誰からも何事も識らされずに使用人の息子として過ごして居たが、其の嘘も長くは続かず或る日事実を識った夫人が酷く憤慨し母親を屋敷から追放。夫人は彼も同様にと考えたが主人が反対した為に彼だけは其の侭"使用人"として迎え入れられる事になる。とは云え其れでも夫人の彼に対する扱いは残酷な物で在ったし、何依りも酷く好色な夫人を彼も"養母"とも"奥様"とも慕う事はせずに唯々本当の母から贈られた"不思議の国のアリス"と夢から立ち去る少女に、自分の目前から消えた母の面影を追う様になると同時、其れを投影すべき代替品を探し求めていた。―そんな矢先夫人が娘を産むのだと云う報せに。仮にも御前の腹違いの妹なのだから彼女の世話は御前にと云う主人の言葉に。彼は「彼女をアリスにすれば好い」と云う考えに潔く行き着いた。
其の日を境に彼は自分だけの理想のアリスを妹に求め続け寵愛、溺愛の限りを尽くすが、そんな妹が10才になった時、夫人の元に通う男の一人で或り、彼女の家庭教師で或る青年に恋に墜ちた事を、皮肉にも彼女の口から知る。暫くは「撚りによって彼の女の、結局は彼の女の血を引いた―」何て苛立ちを隠せずに居たが、何時の間にか彼女の幸せを何依りも望んで居る自分に気付くと、青年が夫人から贈られられた懐中時計の針がティータイムの反対側、9時を指す度に彼女の元を離れて夫人の元へ行く事を識っていた彼はせめて少しでも長い時を彼と過ごせる様にと、彼の懐中時計を壊した。―――然し其れを陰から視て"彼の人の大事な物を壊した"のだと思い違いをした妹は彼を手酷く詰り涙乍らに夫人に訴え掛け―――彼を追い出す機会を伺っていた夫人は快く彼を屋敷から酷く離れた陰鬱な屋敷に幽閉した。
\
●イギリス育ち、本名は「Aristide・Day=Lewis」。(アリスティド・デイ=ルイス)
 自身が"アリス"と呼び掛けられる事に非道く抵抗を抱いた為に普段は“ルイス”とだけ名乗って居たが、今や其れすら名乗る事も無い。ファーストネームは知恵者を掛けた皮肉めいた偽名、ファミリーネームは借物らしい。(最近はいい歳してメルヘンな名を騙るのに羞恥心を感じている。)
●広所恐怖症、はたまた引き籠もり精神、もしくは閉じ込められたいと云うマゾヒスティック欲望。御陰で自室に居る時でさえ外から鍵を掛けて貰い、余り外出は好まない。但し学校は窓枠を鉄格子だとか見立てたりする事に依って心地の良い空間に仕立て上げている。(最近は其れをせずとも心地の良い場になっている事に気付いて気恥ずかしげ。)
●御国柄女性には優しく、基本的には服従の姿勢を視せるフェミニスト。本人曰く“挨拶拠り先に口説き文句を習った位だ”との事。唯、嫌に貞操観念等には厳しくて何処か御固い御付き合いになる為恋愛には発展せず、如何にも社交辞令が拭えない。

‐‐‐


 ルクレツィア・ベルフェゴール
 Lucrezia  Belphegor
icv:能登麻美子
ibgm:
エルの楽園(→side:E→)(Sound Horizon)
カプチーノ(ともさかりえ)
戦闘bgm:
Sweets Time(安保さゆり)
私の楽団(黒色すみれ)

Fairy tale:
(―生まれ乍らにして余りにも病弱だった彼女の御話。)
たった一人の兄さえも其の小さな咳を止める為に"遠いところ"へ出稼ぎに行ってしまったが為に幼少時は病院の一室で一人寂しく、時折小さく咳をするか丈の短いクレヨンで絵を描いて過ごしていた―――のだけれど其れも数年の事。兄が毎月送る金と医者の必死の治療に依り少女は退院に迄至る。だが其の時退院を歓び彼女を抱き締める筈の兄は其処には居らず、其処で初めて彼女は医者の口から兄の行方が判らない事、入院費は確かに送られて来るけれど其れが何処から送られて来るのか判らないのと云う事、身内の居ない彼女は兄が迎えに来る迄小さな孤児院に預けられると決まった事を告げられる。勿論幼い彼女がそんな事情等上手く整理出来る訳も無く、見棄てられたのだと唯単純に理解し誤解。其の後彼女は誰からも見棄てられない様にひたすら誰よりも急いで行動するような、"時間が守れるしっかりした子供"で在る事に酷く拘る様になる。だからこそ、其れが行きすぎていたからこそ、「森には吸血鬼の屋敷がある」と云う噂を聞いても真っ先に森へと走り―――其の生き急ぐ姿を、屋敷で出会った吸血鬼、貴種ヴァンパイアに気に入られる事となる。
そして彼女は"程良く怠惰を知れ"と贈られたベルフェゴールのファミリネームと共に、血の儀式を経て新しい"お父様"を、得た。

●フランス育ち。本名は「Lucrezia =Blanchelapin」。(ルクレツィア=ブロンシュラパン)
 現在名の由来は政略結婚に翻弄されたヒロインと、七つの大罪。
●普段の怠惰的で緩りとした行動に対し、決められた事や決めた事に関しては真っ直ぐ沿っていこうと勤める為に其の時ばかりは意外に利かん坊で強欲で、暴君。
●御気に入りのフランス人形は包帯まみれ、理由は、"白が好きだから"。其の割に黒を身に付ける事が多いのは御父様と御揃い、御父様に染まっている、―と云う少女なりの独占欲の顕れ。
●不可思議御菓子の次に人の恋路や恋話が大好き。其れが砂糖を吐いてしまいそうなロマンスであろうと泥を吐きそうな昼ドラであろうと瞳をきらきらさせて近寄っていく。人の恋路を邪魔する者を蹴り上げる馬ですら乗りこなして見守り隊。勿論自分自身の恋にだって興味は或るのだけれど、何分年上好きな彼女は先生にばかり目を付けるのでやや難航してる模様。

‐‐‐


あいぜん・はあと
愛染 葉愛斗
icv:皆川純子
ibgm:
愛妻家の朝食(椎名林檎)
レム(BUMP OF CHICKEN)

戦闘bgm:
鮮血の誓い(妖精帝國)
Fairy tale:
(―正気を決して手放せない狂気的な彼の御話。)
白布の下の顔も視た事の無い母、狐面の下の顔を視せてくれない父、酷く優しく尽くしてくれる美しい姉―――此の三択であれば誰であれ姉を選ぶだろうが勿論乍ら彼も同じく其の一人。故に幼少時であれ物心が付いた後であれ姉から付いて離れず、姉も同様に彼を甘やかした為に人知れず共依存と云う関係が形成されて居た。そんな彼等を親戚達は"仲睦まじい"と微笑って見守っていたのだが、暫くして彼の姉への依存心、愛情の異常性が見え隠れする様になると流石に黙って居る訳も行かないと態と二人を引き離そうと計らったり、医者迄勧める様に。其の状況を知り、親戚からも其れを咎められた姉は此では弟の為には成らないと悟り、彼を"姉離れ"させる為にもと見合結婚の話を打ち明けた。然し、突然の姉からの"拒絶"を彼は如何しても受け止められず姉と其の結婚相手を罵り最後迄結婚に反対するが――結婚式当日、"あの特等席で視ていて"と云う姉の言葉を聞き、幼い頃二人で木の上に登り教会の小窓から結婚式を覗き視た事を想い出すと同時、姉は自分を拒絶した訳では無いと潔く気付いた。――そうして結婚式が開始された5分後、彼は必死で走り特等席に腰を下ろす。だが其処で視たのは姉の幸せそうな微笑では無くて、突然の"地震"、そして倒れる十字架、其の下敷きになる姉の最期だったのだけれど。

●名字の愛染は愛染明王から。下の名の葉愛斗は呼ばれる事は好ましいけれど名乗るのは流石に恥ずかしいのか、名を聞かれる度に「葉ちゃん」か「葉さん」と呼んで、何て小さく零す姿が多々有り。割と恥ずかしがり屋。
●姉の死を理解し乍らも認められはせず、姉の結婚式、命日の在る3月になると「末に姉の式が在るんだよ」何て嘯いて狂ったふりをする嘘吐き兎。其の癖姉に贈るのは彼岸花と云う天の邪鬼兎。時折、一人の夜には姉の着物、姉の帯、姉の簪を付けて鏡の中に姉の面影を朦朧と捜す。
●水風船が嫌い、首吊りと堕胎を思わせるから。ヴァージンロードを歩く花嫁が嫌い、純潔の喪失を思わせるから。何て云うのは祭と式に行かない為の逃げ口上だけれど、"血液を吸う"と云う行為に関しては建前零で心底苦手らしい。理由に関しても単純明快。昔視た悪夢の所為で血液を吸うのも吸われるのもトラウマなのだそう。
●「女と猫には優しくするべきだ、女は憾むし猫は祟るから」がモットー(但しチエチャとルクレツィアは抜きとして)。だから例え女と猫に恋を邪魔されようとも、蹴らずに優しく踏み付ける心持。唯其れも女と猫が恋の相手の場合は話は別で、目一杯の不器用さで踏み躙る事だって在る。「酷く君に当たる時の俺の事はデレツンだとでも思ってくれても構わない」何て云うのは本人の自嘲。
●愛染家の儀式とか
 [赫紐]俗に云う赤い糸や縁を表した物。
 (永遠の愛を誓う)
  二人の腕に一本の赫紐を結び合う。
 (私は恋をしないと云う意思表示)
  自分自身の両腕に赫紐を結び付ける。
  自己愛、赤い糸が自らに留まっている意、未亡人・独身主義等に好く視られる。
 (浮気防止等)
  赫紐に鈴を通して足首に巻く。
  遠くに行けども、誰かと戯れようども足首の鈴が鳴って直ぐに知れる様に。
  浮気防止以外にも幼い子を不安がらせない様に傍に居るからね、と付ける事も。
 (縁切り)
  赫紐を切り捨てる。
  離婚、縁を切る等の時で行われる儀式。
  他にも縁の多い立場に在る人が"本物を見失わない様に"と定期的に古い紐を切る。
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